インテークとは?
インテーク(Intake)とは
インテーク(Intake)とは、相談や治療を開始する際に、相談内容や困りごと、これまでの経過、希望などを初めて詳しく聞き取り、今後の支援方針を検討するための面接のことです。
日本語では**「初回面接」「受理面接」「導入面接」**などと呼ばれることもあります。
精神科、心療内科、心理相談室、福祉機関、児童相談所など、さまざまな支援の現場で行われます。
インテークの目的
インテークでは、次のようなことを確認します。
相談内容を整理する
現在困っていることを把握する
心理状態を評価する
治療や支援の必要性を判断する
適切な支援方法を検討する
信頼関係(ラポール)を築く
聞き取る主な内容
① 主訴(相談したいこと)
例
「眠れない」
「気分が落ち込む」
「学校へ行けない」
② 現在の症状
いつから始まったか
どのくらい続いているか
どんな時に悪化するか
日常生活への影響
③ これまでの経過
発症時期
治療歴
入院歴
カウンセリング歴
薬の使用歴
④ 家族や生活状況
家族構成
学校・仕事
人間関係
経済状況
生活リズム
⑤ 既往歴
身体疾患
精神疾患
手術歴
アレルギー
⑥ 希望
どのようになりたいか
治療への希望
不安に思っていること
インテーク後の流れ
インテークの内容をもとに、
医師の診察
心理検査
カウンセリング
認知行動療法
家族療法
遊戯療法
箱庭療法
福祉サービス
などが必要かどうか検討されます。
インテークを担当する職種
状況に応じて、
精神科医
臨床心理士
公認心理師
精神保健福祉士(PSW)
看護師
などが担当します。
インテークで大切なこと
インテークでは、
困っていることを正確に理解する
安心して話せる雰囲気を作る
本人の希望を尊重する
緊急性(自傷・自殺リスクなど)を評価する
ことが重要です。
メリット
問題を整理できる
支援の方向性が明確になる
必要な専門職につながりやすい
信頼関係を築く第一歩となる
注意点
インテークだけで診断が確定するとは限りません。
必要に応じて複数回の面接や心理検査、身体検査などを行い、総合的に評価します。
緊急性が高いと判断された場合は、通常の流れよりも優先して安全確保や医療的介入が行われることがあります。
精神医療での位置づけ
インテークは、精神医療や心理支援における最初の重要な評価プロセスです。適切な治療や支援につなげるための情報収集だけでなく、相談者との信頼関係を築く場でもあります。そのため、単なる「聞き取り」ではなく、アセスメント(評価)と支援の出発点として位置づけられています。
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