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オペラント条件づけとは?

7月28日
読了時間: 2分

オペラント条件づけ(Operant Conditioning)とは、自発的な行動の結果(報酬や罰)によって、その行動の起こりやすさが変化する学習のことです。

この理論を提唱したのは、B・F・スキナーです。

基本的な考え方

「行動のあとに良い結果が起こると、その行動は増え、悪い結果が起こると、その行動は減る」

つまり、「行動 → 結果 → 行動が変化する」という学習です。

スキナー箱の実験

スキナーはネズミを使って実験を行いました。

  1. ネズミがレバーを押す

  2. 餌が出てくる

  3. ネズミはレバー押しを繰り返すようになる

このように、餌という結果(報酬)が行動を増やしたことがオペラント条件づけです。

強化と罰

① 正の強化(Positive Reinforcement)

良い刺激を与えて行動を増やす

例

  • 勉強すると褒められる

  • 仕事を頑張るとボーナスがもらえる

  • 子どもがお手伝いをするとお小遣いをもらえる

② 負の強化(Negative Reinforcement)

嫌な刺激がなくなることで行動を増やす

例

  • シートベルトを締めると警告音が止まる

  • 頭痛薬を飲むと痛みがなくなる

  • 宿題を終えると先生に注意されなくなる

※「負の強化」は罰ではありません。「嫌なものが取り除かれることで、その行動が増える」ことです。

③ 正の罰(Positive Punishment)

嫌な刺激を加えて行動を減らす

例

  • 違反すると反則金を払う

  • 宿題を忘れて叱られる

④ 負の罰(Negative Punishment)

良い刺激を取り上げて行動を減らす

例

  • ゲーム機を取り上げられる

  • スマートフォンの利用を禁止される

日常生活の例

  • ポイントカードで買い物が増える(正の強化)

  • ダイエットで体重が減り運動を続ける(正の強化)

  • アラームを止めるために起きる(負の強化)

  • 駐車違反の反則金で違反しなくなる(正の罰)

レスポンデント条件づけとの違い

オペラント条件づけ

レスポンデント条件づけ

提唱者:スキナー

提唱者:パブロフ

行動と結果の結び付き

刺激と刺激の結び付き

自発的な行動が対象

反射的・自動的な反応が対象

報酬・罰で学習する

条件刺激によって学習する

例:勉強して褒められ、勉強が増える

例:ベルの音で唾液が出る

国家試験でのポイント

  • オペラント条件づけ=行動と結果の学習

  • 自発的な行動が対象

  • 強化は行動を増やし、罰は行動を減らす

  • 「正」は刺激を加えること、「負」は刺激を取り除くことを意味します(良い・悪いという意味ではありません)。

  • 提唱者はB・F・スキナーです。

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