厚生労働省とは
厚生労働省とは、日本の行政機関の一つで、医療・福祉・年金・雇用・労働・公衆衛生など、人々の生活や健康に関わる政策を担当する省です。
正式名称は、
Ministry of Health, Labour and Welfare
英語では Ministry of Health, Labour and Welfare(MHLW) と呼ばれます。
厚生労働省の主な役割
① 医療行政
医療制度全体を管理します。
例えば、
医療保険制度
病院・診療所の制度
医師・看護師などの資格制度
診療報酬制度
医療安全対策
などを担当しています。
② 医薬品・医療機器の承認
新しい
医薬品
ワクチン
医療機器
について、
PMDAが科学的な審査を行い、
その結果をもとに厚生労働省が最終的な承認・不承認を決定します。
つまり、
PMDA=審査
↓
厚生労働省=最終承認
という役割分担です。
③ 公衆衛生
国民の健康を守るために、
感染症対策
予防接種
食中毒対策
健康づくり
がん対策
などを担当しています。
④ 社会保障
社会保障制度も担当しています。
例えば、
健康保険
年金制度
介護保険
生活保護
などです。
⑤ 労働行政
働く人に関する制度も担当します。
例えば、
労働基準法
最低賃金
労働安全衛生
雇用保険
ハローワーク
などがあります。
⑥ 福祉行政
高齢者福祉
障害者福祉
子育て支援
介護
なども担当しています。
医薬品との関係
例えば新薬は、
研究
↓
治験
↓
PMDAが審査
↓
厚生労働省が承認
↓
販売開始
という流れになります。
販売後も、
副作用情報などをもとに、
添付文書改訂
使用上の注意変更
などを指示することがあります。
FDAとの違い
アメリカでは
U.S. Food and Drug Administration
が、
審査と承認の両方を担当します。
一方、日本では
日本 | アメリカ |
PMDAが審査 | FDAが審査 |
厚生労働省が承認 | FDAが承認 |
という違いがあります。
厚生労働省とPMDAの違い
厚生労働省 | PMDA |
国の行政機関(省) | 独立行政法人 |
医療制度全体を担当 | 医薬品などを科学的に審査 |
最終承認を行う | 審査・安全対策を担当 |
つまり、
PMDAは専門機関、
厚生労働省は行政機関です。
まとめ
Ministry of Health, Labour and Welfareは、
日本の医療・福祉・労働・社会保障・公衆衛生を担当する国の行政機関です。
主な役割は、
医療制度の運営
医薬品・医療機器の最終承認
感染症対策
健康保険・年金・介護保険
労働行政
福祉行政
など多岐にわたります。
医薬品の分野では、PMDAが科学的な審査を行い、その結果を踏まえて厚生労働省が最終的な承認を行うという役割分担になっています。
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