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国際疫病分類ファミリー・ネットワーク

7月20日
読了時間: 2分

国際疾病分類ファミリー・ネットワーク(WHO-FIC Network)は、世界保健機関(WHO)の国際統計分類(WHO Family of International Classifications: WHO-FIC)の開発、維持、普及を支援するWHO協力ネットワークです。1970年から活動しており、各国のWHO協力センター、WHO地域事務局、公式な関係を持つNGO、専門家などが連携して、世界共通の保健医療分類の整備と活用を進めています。

役割

WHO-FIC Networkの使命は、健康情報を世界で一貫して記録・比較できるよう、WHOの国際分類を継続的に発展・維持・普及させることです。対象となる中心分類には、ICD(国際疾病分類)、ICF(国際生活機能分類)、**ICHI(国際医療行為分類)**が含まれ、これらを各国の医療、統計、研究、政策立案で活用できるよう支援しています。

活動内容

ネットワークでは、分類の改訂や実装支援だけでなく、教育、情報学、臨床用語との連携、疾病・死亡統計、生活機能、医療介入など幅広い分野で作業を行っています。また、専門分野ごとの委員会やリファレンスグループを設置し、ICD-11をはじめとする分類体系の品質向上や国際的な整合性を確保しています。

組織構成

WHO-FIC Networkは、WHO本部・地域事務局と各国の**WHO協力センター(WHO Collaborating Centres)**を中核として構成されています。さらに、WHOと公式関係にあるNGOや各分野の専門家が参加し、戦略的作業計画(Strategic Work Plan)に基づいて共同活動を進めます。2020年代半ば時点では、30を超える協力センター、複数のNGO、各国・地域のフォーカルポイントが参加しています。

国際保健への意義

WHO-FIC Networkの活動により、各国が疾病、障害、医療介入を共通の基準で記録・分析できるようになり、国際比較や疾病負荷の把握、保健政策の評価、研究協力が容易になります。近年は分類と用語体系の統合も進められており、電子カルテの相互運用性や医療AIの基盤としても重要な役割を担っています。

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