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ABI検査とは?

7月27日
読了時間: 2分

ABI検査(Ankle-Brachial Index:足関節上腕血圧比検査)とは、足首と腕の血圧を同時に測定し、下肢の動脈の詰まりや狭窄(末梢動脈疾患:PAD)の可能性を調べる検査です。

痛みはほとんどなく、短時間で行えるため、健康診断や循環器内科などでも広く利用されています。

ABI検査でわかること

ABI検査では、

  • 下肢動脈の狭窄

  • 下肢動脈の閉塞

  • 末梢動脈疾患(PAD)(閉塞性動脈硬化症を含む)

などの可能性を評価できます。

PADは、足の血流が悪くなる病気で、進行すると歩行時の痛みや重症例では潰瘍・壊疽につながることがあります。

検査方法

  1. ベッドに仰向けに寝る

  2. 両腕と両足首に血圧計のカフを巻く

  3. 腕と足首の血圧を同時に測定する

  4. 足首の血圧を腕の血圧で割ってABIを計算する

検査時間は一般的に5~10分程度です。

ABIの計算式

ABI = 足首の収縮期血圧 ÷ 腕の収縮期血圧

例えば、

  • 腕:120 mmHg

  • 足首:120 mmHg

なら、

ABI = 120 ÷ 120 = 1.0

となります。

一般的な判定の目安

ABI値

一般的な評価

1.00~1.40

おおむね正常

0.91~0.99

境界域

0.90以下

PADが疑われる

1.40超

血管が硬く圧迫されにくい可能性があり、追加検査を検討することがある

※判定は症状や他の検査結果も含めて医師が総合的に行います。

こんな人に勧められることがある

  • 歩くとふくらはぎが痛くなる

  • 足が冷たい

  • 足のしびれがある

  • 糖尿病がある

  • 高血圧がある

  • 脂質異常症がある

  • 喫煙歴がある

  • 心筋梗塞や脳梗塞の既往がある

CAVI検査との違い

項目

ABI

CAVI

主な目的

足の動脈の狭窄・閉塞を調べる

動脈の硬さ(動脈硬化の程度)を評価する

主な対象

PAD

全身の動脈硬化

ABIとCAVIは同じ装置で同時に測定できることも多く、互いに補完的な情報が得られます。

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